劇団ピンポンパン
「熱海殺人事件」
演出◇内田圭一

明日まで。

御存じ、つかこうへいの「熱海殺人事件」。
婦警役が「水野」ではなく「片桐」になっているところが期待大。

サニーサイドシアターでの「熱海殺人事件」は6作目。
劇団上田(活躍中ですね)
魔女の巣(北区つかこうへい劇団の演出家福永さんのユニット)
劇団スリークォーター(精力的に活動を展開中)
劇団?(若い方達でした)
SSTプロデュース(当劇場のプロデュース公演。僕が構成演出を担当させて頂きました)
そして今回の劇団。
かつて、「シアター・アーツ」という演劇誌で昭和の傑作戯曲として、1位の「サド侯爵婦人」に次いで2位に輝いたつかこうへいの代表作。「熱海」は不滅です。と言うと、「え?」と首を傾げる人がいるのも事実。なかなか成立させるのが難しい作品ですから。見事に役者を追い込む演出家と、追い込まれて弾ける役者になかなかお目にかかれない昨今。面白い「熱海」にはなかなか出会えない。「熱海」を背負い切れる役者を育ててみたいと、昨年辺りから思ってはいるのですが、なかなか。

さあ、この「熱海」はどうなんでしょうか?是非、足をお運び下さい。