明日まで。
November 2005
明日まで
掛かり付けの病院が松陰神社の近くにあるので、月に一度、病院に行く度に松陰神社に寄る。今月は昨日がその日だった。いつものように参拝し、吉田松陰先生の墓参りをした。吉田松陰を先生と呼んでも、僕は決して右翼ではない。かつて、松陰を題材に作品を書いた際に、彼の生涯に触れ、すっかり彼のファンになったのだ。毎月、松陰神社で手を合わす度に、「志士の如く生きさせて下さい!」とお願いしている。松陰先生は二十九歳の若さでこの世を去った。僕はすでに倍近くを無為に(?)生き長らえている。「人は事を成す為にこの世に生を受けたんじゃ!」という坂本龍馬の言葉が身にしみる。はてさて、人生後半を志士の如く生きる事が出来るのか。熟年の白髪だらけの志士として。
審判の出演者が決定した。今回の応募は十五人。書類審査で7人にして、面接審査で5人を決定した。来年一月七日から九日まで。演劇人注目の公演だ。
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