June 2005

「さわやか」で「ひたむき」

劇場にテレビの撮影が入った。コマでやっているクィーンのミュージカルの宣伝がらみの番組らしいが、詳しく聞かなかったので分からない。そんな事でいいのか?プロデューサーをはじめ、スタッフが皆さわやかで感じが良かった。


「ひとり舞台」六月公演のネタ見せがあった(この「ネタ見せ」という言葉、演劇の世界にはない言葉なので使うのが新鮮だ)。今回もそれぞれ自分の世界を持った人達が集まってくれた。やっぱりひたむきな人間を見るのはいいものだ。前回同様、それぞれの生き様さえ垣間見れるような公演になりそうな予感。見なきゃ損だよ。いや、ほんとに。

ふと思う

実験的な演劇公演をする劇団を求めている。新宿サニーサイドシアターはちょっと昔の雰囲気のあるアンダーグランドシアターだ。小さい分、セットに金が掛からない。事前の打ち合わせがしっかりあれば、他の劇場ほどうるさい事は言わない。その気になれば入口から全てを劇的空間にする事も可能だ。そんな事の出来る劇場って他にないんじゃないかな。

おばあちゃんのティータイム

新宿駅で小田急線の電車に乗って出発を待っていると、向かいにヘッドホーンの音漏れが喧しい若い男が座った。股を広げて偉そうに座っている。そこへおばあちゃんがやって来て、彼の隣りに座った。ところが、その座り方が変わっていた。窓に向かって座席に正座したのだ。唖然として見ていると、今度はバックから大福餅とペットボトルのお茶を取り出し、窓の桟に置く。車窓の景色を眺めながらティータイムって訳か。隣りの若者は迷惑そうな顔をしてチラチラ見ている。間もなく電車は動き出した。駅構内を抜けると車窓にはいつもの町並み。おばあちゃんは景色を観ながらお茶を一口。微笑ましい光景だが、電車の揺れでおばあちゃんが後ろへひっくり返らないか、そればかりが気になって仕方がない。正座しているのでひっくり返ったら確実に後頭部を打つ。だが、そんな心配はよそにおばあちゃんはのんびりと電車の揺れに身を任せている。一瞬電車が大きく揺れた。おばあちゃんの体も。僕は思わず背持たれから体を起こした。でも、おばあちゃんは事も無げに大きめに体を揺らしただけでやり過ごした。いつもそうしているので熟練しているのだろう。流石だ。だが、大きく揺れた瞬間、隣りの若者の手がおばあちゃんの体を支えようとする意志を持ってビクッと動いたのを、僕は見逃さなかった。

本日初日 農民 「がらポン」 5日まで

05-06-02_22-40.jpg抽選会場
用事で劇場に来たパントマイムのM山さんは舞台装置だとは思わなかった。じゃあ、新宿二丁目商店街の抽選会場だと思ったのかなあ。
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