May 2005

あなたがいたから、ぼくたちがいる。

「熱海殺人事件」上演コンクールに参加してくれる劇団を募集中だ。つかこうへいさんが「熱海殺人事件」で岸田戯曲賞をとってから、すでに三十数年になる。その間に様々なバージョンが産まれ、今もまだ成長し続けている。こんな戯曲は他にはない。何年か前、「シアターアーツ」という雑誌の、昭和の戯曲ベストテンの2位に選ばれた。因みに1位は三島由紀夫の「サド侯爵夫人」。「サド侯爵夫人」がどうかという話はさて置いて、「熱海殺人事件」はそんな戯曲なのだ。「熱海」はそれまでの演劇界に衝撃をもたらし、演劇人に多大な影響を与えた。確かに僕も、「白鳥の湖」が大音響で流れる中、受話器片手にまくし立てる三浦洋一を初めて見た時は、まさに「なんじゃこりゃあ!」だった。見事につかこうへいのツボにハマったわけだ。それ以来、ハマりっ放しなのだが…。(本を読んでいて、『いつか』とか『いつかしら』とかという文字が目に入る度に、未だにドキドキする自分がいる)
「静かな演劇」もいいが、この際、「熱海殺人事件」に挑戦してみようよ。君達独自の「熱海」が観たい。つかこうへいを超える「熱海」を観せてくれ!だったら自分でやったらって?おい!

本日初日 p.m.p公演 「連弾」

05-05-26_10-23.jpg「海市工房」の若手公演だそうです。

サニー

北朝鮮が核実験をやろうとしているらしい。おそらくやるだろうと思う。日本にも死の灰が降る。この唯一の被爆国である日本にだ。人間はどうして愚かな事を繰り返すのだろう。

劇場の掃除をした。以前は、掃除をしていてふと気がつくと、サニーが階段に座って「ご飯出せ」という顔でこちらを見ていた。サニーの顔を見なくなって随分になる気がする。野良猫の寿命は短い。サニーももう…。いや、二丁目に嫌気がさして、初代サニー同様、トラックに飛び乗り新天地を求めて旅立ったのかもしれない。美人ちゃんはたまに見掛ける。サニーの事を聞こうと思っても、すぐ逃げてしまう。

路上パフォーマンス

夕べ、劇場へ行く途中、南口の広場に久々の人垣が出来ていた。「劇団鹿殺し」の公演宣伝の為のパフォーマンスだった。確か、関西の劇団だったと思う。思わす足を止めてしまう空気がそこにはあった。おそらく野外パフォーマンスの経験はあるのだろうが、彼らの一生懸命さが充分に伝わって来た。あの場所はバンドなどがよく歌っている所だが、稀に見る人だかりだった。確実に「気持ち」「意志」の問題だと思う。あの劇団は、夕べだけでかなりの観客をゲットしただろう。ふと応援したい気持ちになった。

本日初日 演劇披露ウツボ団 22日(日)まで

05-05-20_22-12.jpg工事現場のよう。こういうのもありだね。
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