台風一過

嵐の朝のはずが、快晴!9時に劇場着。10時より「シンクロ少女」の仕込み。音響機材を配線し、ミキサーの扱い方を教えて劇場を出る。夜10時に劇場を閉め、10時半に劇場を出る。そんな生活。今日はサニーの顔を見なかった。

整列乗車

電車を待つ時、きちっと並ばないと気持ちが悪い。前の人との間を1メートルも開けて、並んでいるのかそうでないのか分からないような立ち方をしている人がよくいる。当然、次の人はその後に並ぶ事になる。そんな時、私は「並んでるんですか?」と聞くか、あまりにもルーズな並び方の場合はその1メートルに入り込む事にしている。どう思われても構わない。今の日本人は電車の中でもどこでもプライベートエリアを広く持とうとする傾向がある。だから整列を嫌うのかもしれない。後ろに普通に並んで怪訝な顔をされる事が度々ある。満員電車はプライベートエリアを守ろうとする険悪な顔で溢れている。

野良猫「初代サニー」

うちの劇場は野良猫「サニー」の縄張にある。「サニー」とは私が付けた名前だが、今のサニーは二代目になる。初代サニーは、私が劇場を造る前、荒れ果てた地下室だった頃からそこに住み付いていたらしい。新宿二丁目で知る猫ぞ知る無頼漢で、雌猫をブイブイ言わせていたに違いない。私が劇場を造ってからは、毎日ごはんを食べに来ていた。そんな初代サニーがトラックに乗って旅立ったのは、劇場が演劇祭で盛り上がっていた一月のある夜の事だった。彼の旅立つ姿を私ははっきりととこの目で見た。何を思い、何を決意したのか分からないが、彼は何のためらいもなく飛び乗り、トラックはどこへともなく走り去った。その夜を境に、新宿二丁目から彼の姿は消えた。
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